エアブラシアートが上手くいかない人は、エアブラシの操作を覚えた後、オリジナルのデザインを描くのにトレース技法を使っていないからです。
プロのエアブラシペインターなら誰もが使っています。
タトゥーイストなども普通に使います。よってエアブラシでフェイクタトゥーを描く人も使うことになります。
仕事で車両や壁画を描くのにも、時間短縮になるので使えます。
時々、これを塗り絵という人もいますが、それは自分のデザインではなく模写だからです。
普通のプロのエアブラシペインターは、趣味ではないので模写した絵を販売したりしないわけで、これはトレース技法を覚えるためのテクニックの練習です。
その先のデザインは「オリジナルでやりましょう!」ということです。
鉛筆、ペイントソフト、フォトショップでトレース
まずは鉛筆やペイントソフトやフォトショップなどで、写真や絵の濃い部分に線を引いていきます。
これをトレースと呼びます。
トレースにはカーボン紙を使ったり、トレース台を使ったり、コンピュータを使ったりするのが手っ取り早いです。
使い方はまたどこかで説明しようかな。_φ( ̄ー ̄ )
鉛筆の線の上からエアブラシで絵を描くので、なぞりやすい様に濃淡をつけながら線を引きましょう!!
トレースの線は自分でわかればOKです。
私はできるだけ薄く描きます!
そして、エアブラシでなぞりながら描く!
コツは、はじめに濃い部分から描いていくこと!
この写真の場合だったら、瞳から描き始めると比較的楽に描くことができます。
写真模写が上手くできる様になったら、各々思い思いのデザインを描いて、それをトレースして壁画なり車両なりバイクなりに描いてみてください!
トレース技法の例として
例として、これらは全てトレース技法で描いてます。
プロのエアブラシペインターとして
プロのエアブラシペインターは、他にもステンシルを使って描く場合もあります。
プロは施工日数を気にしながら、効率の良い方法で仕事をさばくので、その時々で最も良い方法で絵を描きます。
なによりも、トレースとステンシルは効率も良いし、最も綺麗に描ける技法なのでよく使います。
これでエアブラシアート初心者もプロの描き方に近づきます。
しかし、描き方や技術を覚えてもエアブラシアートの仕事は降ってきません。
エアブラシアートの仕事は、基本的に自分で開拓していくものです。
そこは勘違いしない様にしてください!
じゃないと、人生の道を踏み外しますよ。