2023年現在、液タブを使いたいけど尻込みしている方へ!
液タブに関するおすすめの情報をまとめました。
液タブが液晶ペンタブレットの略称だということは知っているけど、それ以上のことは何もわからない。
「どんなメーカーがあるかもわからない、値段もわからない、そもそもどんな製品があるのかもわからないので知りたい!」など、液タブに関することが全てにおいて,何が何だかわからないから知りたい。ついでにおすすめの選び方とかも知りたい!
本記事では、そんな方向けに下記の内容を解説します。
ちなみに私はアーティストとして液タブ・板タブを使って仕事をしています。
そんな私がこの液タブのおすすめ記事を描いています。
そもそも液タブとは?
液タブは、液晶ペンタブレットの略称でPCに繋いで使う外付けのディスプレイモニターのことです。
ペンタブというと、ペンタブレットの略称でPCに繋いで使うペン入力デバイスで、イラスト業界的には板タブのことを指します。
絵を細部まで描くなら、液タブはおすすめです。
液タブのおすすめの選び方は?
値段から液タブを選ぶ
これから液タブを選ぶなら値段から選んでみるのも1つの方法です。
なぜなら、液タブには高価な製品と安価な製品があるからです。
当然ですが液タブも世の中にあるだいたいの商品と同じように、「高価だと良いもので、安価だと使っている上であまりよろしくない部分がどこかにある」という図式が成り立っています。
具体例をあげると、Wacomなどの高価な液タブのペンはそれ自体が充電式ではないですが、海外ブランドの安価で販売されている液タブのペンは充電式のモデルがあったりします。もちろん海外ブランドにも最新機種かつ上位モデルなら充電いらずのペンを付属しているモデルもありますが、安価な液タブの中ではまだまだ少ない方です。
他にも、高価な液タブには「傾き検知機能」などの要素が搭載されてたりしますが、安価の液タブには搭載されていなかったりするわけです。
高価な液タブのペンで書いた時の筆圧感知レベルはより高いレベルのものだったりもするわけです。
なので、液タブも世の中にある大体の製品と同じように、より最新モデルで高価な製品の方が優れているということが成り立つので、お金に余裕がある方はとにかく高価な製品を購入しとけば問題ないかと思われます。
サイズから液タブを選ぶ
デジタルイラストを描くなら液タブは縦置きで使うものではなく平置きで使うことになります。
液タブは製品のサイズによっては、かなり大きく平置きすることになるので、「そもそも机の上などに置ける場所が存在するのかどうか?」というサイズ的問題があるので、その辺に着目して選ぶのが重要になってきます。
基本的に液タブを購入して設置した場合、1つは縦置きで1つは平置きのデュアルディスプレイという形になるので、デスクトップPCの場合もノートPCの場合も、共に場所の占有率が高まります。
なので、購入してから置ける場所がなくて使えないという状態を回避するために、自分の生活や机に合ったディスプレイサイズで液タブを購入する必要があります。
デジタルイラストを描く適切なサイズ(A4サイズが横になる)は15.6インチ以降のディスプレイサイズになってくるので、プロを目指して描いていくならばなるべく大きいディスプレイの製品を選ぶと良いでしょう。
ちなみに机の上の占有率を下げる1番の方法としては、液タブにOSが入っている一体型のモデルを使う以外ありません。
しかし、一体型にしてしまうと故障した時のリスクが高まるので、なんとも言いがたいところです。
メーカー・ブランドから選ぶ
上述もしていますが、液タブには「海外メーカー・国内メーカー」の選択肢があります。
国内ブランドの商品が好きな方もいれば、「海外メーカーの商品を使ってみたい!」という方もいるわけなので、まだデジタルでイラストを描いたことのない方が、とりあえず液タブを選ぶならば、そういった視点で液タブを選んでも良いと思います。
では、海外・国内のどちらが良いか直感に従って選択したあとは、それぞれどんなブランドがあるのかを理解していくのが良いでしょう。
では、具体的にどんなブランドがあるのか見ていきましょう。
- Wacom(日本)
- Gaomon(海外)
- Huion(海外)
- XP-pen(海外)
- Parblo(海外)
- ipad(海外)
以上、日本製と海外製に分けてブランドを羅列しました。
日本製が良いか海外製が良いか、この中から選んでみましょう。
ちなみに日本製は世界に出回る液タブの9割を占めていると言われ、機能面に優れていますがそれなりにコストがかかります。
一方で海外製は、機能面は日本製に劣りますが、価格が圧倒的に低くコストパフォーマンス重視になっています。
プロが使っているものから選ぶ
プロが使っている製品を選べば、最初から最強の設備が整うので、技術面・機能面・サポート面など全てにおいて、今後安心できるでしょう。
基本的にプロは日本のWacomの製品を使っています。
Wacomの製品は少し高価ですが、最強設備と故障時の安心を買うなら本当に安いものです。
プロだけでなく、初心者の方にもWacomの製品は取っ付き易いのでおすすめです。
液タブのおすすめ人気ランキング【まとめ】
1位 Wacom DTK1660K1D
参考価格:¥66,634-
おすすめ:★★★★★
最大特徴:初心者からプロまで安心して使える日本メーカーの最新版!
WACOMは世界シェア9割の日本の液タブメーカー!!
WACOMのDTK1660K1Dは2019年に発売しました。
15.6インチのディスプレイはデジタルイラストをこれから始めるなら適切なサイズでしょう!
最高に使いやすくて、不具合等は何も心配はいりません。
この機種にはマルチタッチ機能・ショートカットキーが付いていません。
タッチ機能はどうでも良いのですが、ショートカットキーはイラストを描くならあった方が良いので、そこが不便なところ。
ちなみにショートカットキーは別売りでつけられます。
メリット
- 15.6インチ
- 筆圧レベル8192
- バッテリーレスのスタイラス
- ポインタの精度が非常に高い
- ポインタの遅延もない
- 安心のクオリティー
- 高品質ディスプレイで色彩が綺麗
- 格安液タブに付いてる機能は網羅
デメリット
- 高価
- ショートカットキー別売
2位 XP-Pen Artist15.6
参考価格:¥37,998-
おすすめ:★★★★☆
最大特徴:格安で使いやすいディスプレイサイズと適度なショートカットキー!
XP-PENはHUIONに並んで画面サイズが豊富な格安液タブで、10インチなど小型の液タブも揃えています。
Amazonでの人気はナンバー2といったところでしょうか。
XP-PENのArtist15.6は15.6インチのディスプレイで、デジタルイラストを描くならばA4サイズがちょうど収まるくらいのサイズ感なので、液タブのなかでも大きすぎず小さすぎず絶妙に使いやすいです。
充電不要のペンと6個のショートカットキーが最高に使いやすいモデル!
メリット
- 15.6インチ
- 筆圧レベル8192
- ショートカットキー6個
- バッテリーレスのスタイラス
- 格安
デメリット
- 品質が安定しない
- ポインタの精度・遅延・誤作動
- 傾き検知なし
3位 GAOMON PD1560
参考価格:¥33,999-
おすすめ:★★★★☆
最大特徴:格安で使いやすいディスプレイサイズと豊富なショートカットキー!
中国の格安液タブのGAOMON!!
Amazonでの人気ナンバーワンの格安液タブ!!
15.6インチというA4サイズがちょうど収まるぐらいの画面サイズという絶妙なサイズ感に、ショートカットキーが10個も付いてるというのが最大の特徴!
しかしながら、同梱のスタイラスは充電式ペンなのがやや不満なところだが、それを気にしない方は価格面から考えても最高の液タブだと言える。
メリット
- 15.6インチ
- 筆圧レベル8192
- ショートカットキー10個
- 格安
デメリット
- 品質が安定しない
- ポインタの精度・遅延・誤作動
- 充電式ペン
- 傾き検知なし
4位 XP-Pen Artist12
参考価格:¥27,500-
おすすめ:★★★☆☆
最大特徴:小型ディスプレイで場所を取らない!
XP-PENのArtist12は11.6インチのディスプレイで、デジタルイラストを描くならば少々小さい印象を受けるサイズ感なので、作業性を考えると液タブに触れたことのない初心者向けといったところでしょうか。
充電不要のペンと6個のショートカットキーで使いやすものではあります。
メリット
- 11.6インチ
- 筆圧レベル8192
- ショートカットキー6個
- バッテリーレスのスタイラス
- 格安
デメリット
- イラストを描くには画面が小さい
- 品質が安定しない
- ポインタの精度・遅延・誤作動
- 傾き検知なし
5位 HUION GT-116
参考価格:¥34,999-
おすすめ:★★★☆☆
最大特徴:小型ディスプレイで場所を取らない!
HUIONのGT-116は11.6インチの画面サイズで、デジタルイラストを描くには少し手狭な印象を受ける。
機能面では、「傾き検知・充電不要のペン・アンチグレアガラス・ショートカットキー4個・筆圧8192」という非常に高機能なのが特徴ではあるが、ショートカットキーが4事いうのは少し少すぎる印象。
私的には、快適にイラストを描くならこの機種よりももう少しディスプレイサイズが大きい機種をおすすめします。
こたつの上で描いたり、机の上に平置きする余裕がない人は、これでもいいかなって感じ。
メリット
- 11.6インチ
- 筆圧レベル8192
- ショートカットキー4個
- バッテリーレスのスタイラス
- 傾き検知
- 格安
デメリット
- イラストを描くには画面が小さい
- 品質が安定しない
- ポインタの精度・遅延・誤作動
6位 HUION GT-191
参考価格:¥43,999-
おすすめ:★★★☆☆
最大特徴:格安なのに、大きな画面でストレスフリー!
HUIONのGT-191は19.5インチのディスプレイで、デジタルイラストを描くなら非常に描きやすいサイズ感です。
機能面は筆圧感度8192レベルに充電ペンといった感じです。
ショートカットキーが付いていないので、イラスト描くならばやや不便さがあります。
V2はこの機種のバージョンアップ製品なので、値段次第では上位機種の方が利便性が高くなります。
まぁそこはお財布と相談って感じですね。
ただ液タブはより良い製品の方が、購入してよかったと思えるものなので、自分が欲しいものを選びましょう。
メリット
- 19.5インチ
- 筆圧レベル8192
- 格安
デメリット
- 品質が安定しない
- ポインタの精度・遅延・誤作動
- ショートカットキーなし
- 傾き検知なし
- 充電式ペン
以上、ご参考までに!