
持ち運び出来る液タブをお探しの方のために、そもそも持ち運び出来る液タブとはどういったものなのか、液タブというものが持ち運びに適しているのかどうか、持ち運びに適した液タブにはどんな製品があるのか、などなどを下記に沿って解説します。
私はエアブラシペインターとして液タブを使って仕事をしています。
本記事はそんな私の経験に基づき記事を書いています。
持ち運びに便利な液タブとは?
そもそも持ち運び出来る液タブとはどういったものなのかについて解説していきます。
OSと一体型の液タブ
液タブというものは、例外もありますが基本的にはPCに後付けできるディスプレイモニターにすぎないので、PCがないと機能できないものです。
先ほど例外があると言いましたが、その例外というのが持ち運び出来る液タブです。
なので、持ち運び出来る液タブとは、OS一体型の液タブということになります。
通常の液タブとの違い
通常の液タブとOS一体型の液タブとの違いは、通常の液タブはPCがないと機能できないのに対して、OS一体型の液タブはPCが内蔵されているので持ち運び出来るということです。
この違いはかなり大きくて、通常の液タブはその性質上、HDMIやUSBなどケーブル類で机の上がごちゃごちゃするのですが、OS一体型の液タブの場合は電源ケーブルのみ、もしくはバッテリー駆動で使えます。
そのことから、カフェなどで軽作業をするにもOS一体型の液タブは最適と言えるのです。
OS一体型の液タブのリスク
ケーブルレスで場所を選ばず使えるOS一体型の液タブは、一見すると悪いところがないと思われがちなのですが、実はそれなりにリスクもあります。
通常の液タブの場合はPCを必要とするので、PCと液タブが別々になります。
その場合はPCが壊れればPCを買い換えれば良く、液タブが壊れれば液タブを買い換えれば良いのですが、OS一体型の液タブは集約されたものなので、そうはいきません。
OS一体型の場合は、ディスプレイが故障すれば修理となるし、HDDやSSDが故障すれば、液タブもPCも両方一気に壊れることになります。
なので、OS一体型の液タブには壊れた際のリスクがあるということになります。
そして、根本的な問題としてPCと液タブが集約されたものなので、値段もそれなりに高価になります。
これらがOS一体型の液タブのリスクになります。
持ち運びに便利な液タブの選び方
この項目では、持ち運びに便利な液タブの選び方をここでは解説します。
メーカーで選ぶ
持ち運びに適した液タブには沢山のメーカーが存在するので、自分にあったメーカーを選びましょう。
大まかには、日本メーカーと中国メーカーが存在するので、まずはどちらかを選びましょう。
日本メーカーは少々値段が張りますが、文句なしの高性能です。
中国メーカーは安価ですが、日本メーカーに比べると新興メーカーなので、信頼性という面ではまだまだといった印象です。
これらを加味して選んでみましょう。
ディスプレイサイズで選ぶ
持ち運びに適した液タブには、15.6インチ以下のディスプレイサイズのものが数種類あります。
ディスプレイサイズによって使いやすさが変わりますので、それらの中から自分にあったものを選びましょう。
A4サイズがちょうど入って描きやすいディスプレイサイズが15.6インチなので、それを基準にして選ぶのが良いです。
持ち運びに便利な液タブ3選
この項目では、持ち運びに便利でオススメな液タブをご紹介します。
Wacom Mobile Studio Pro 13 Corei7
おすすめ:★★★★★
5時間のバッテリー駆動で13.3インチのディスプレイ!
ハイスペックなので文句なしに持ち運びに便利です!
スタンドが付いてないですが、持ち運びで使用するなら不要です。
Wacom Mobile Studio Pro 16
おすすめ:★★★★☆
5時間のバッテリー駆動で15.6インチのディスプレイ!
持ち運びに便利です。
Core i5でメモリ8Gだと若干もたつく時があるので、出来ればメモリは16Gは欲しいところ!
しかしながら、画面サイズ的にはイラストなど制作しやすいです!
スタンドが付いてないですが、持ち運びで使用するなら不要です。
Wacom Mobile Studio Pro 13 Corei5
おすすめ:★★★★☆
5時間のバッテリー駆動で13.3インチのディスプレイ!
持ち運びに便利です。
Core i5でメモリ8Gだと若干もたつく時があるので、出来ればメモリは16Gは欲しいところ!
スタンドが付いてないですが、持ち運びで使用するなら不要です。
以上が、 持ち運びに便利な液タブです。
参考までにどうぞ!