
絵を描き始める初心者に最適な液晶タブレット(液タブ)をプレゼントする際、使いやすさや機能性を考慮して選びたいものです。今回は、2023年の初心者向け液タブおすすめ6選をご紹介します。機能や価格帯が異なるこれらの液タブは、プレゼントする相手に合わせて選べます。イラストやデジタルアートの入門に最適な液タブを見つけましょう!
液タブはプレゼントに向いているのか?
そもそもイラストを描く人なの?
液タブがプレゼントとして向いているかどうか、という話になると、やはりプレゼントしたい方がイラストやデザインなどの、ものづくりに興味があるかどうかで決まります。
プレゼントしても使われなかったら、どうしようもない訳ですからね。
なので、そもそもとしてイラスト・デザイン製作する方ではない場合には液タブはプレゼントとしては向いていないでしょう!
板タブを使ってイラストを描いている人?
既にペンタブレット(板タブ)を使ってデジタルイラストを描いている方へのプレゼントを考えているならば、液タブは最高に喜ばれるプレゼントになるでしょう。
なぜなら、板タブと液タブでは描き心地や作業効率がまるで違うからです。
例えば、アナログで下絵を描いてスキャンしてPCへ取り込みペン入れを板タブでしているという方の場合、板タブだと一発で正確にペン入れをするのが困難で、ある程度のテクニックが必要なのですが、液タブだと難なく簡単に出来たりします。
板タブは、軽くイラストを描いたり写真編集をするには向いていますが、本格的な漫画製作やイラスト製作にはやや不向きと言えます。
液タブを使えばそういったそういった技術的に難しかった部分が全て解消されます。
これからデジタルイラストを始める人?
デジタルイラストをこれから始める方へのプレゼントとして液タブを選ぼうとしているならば、これも凄く喜ばれると思います。
なぜなら、デジタルイラストを始める方の多くは最初は板タブから入りがちだからです。
それは液タブを購入しようとした時に、値段がネックになってくるからで、液タブは板タブの倍以上の値段しますので、デジタルイラストを始める時にいきなり買うという冒険的なことは出来ないからです。
しかし、上述していますが、板タブでのイラスト製作と液タブでのイラスト製作では、前者の方が遥かに難しいので、下手したらデジタルイラストを辞めてしまうきっかけになってしまう可能性があります。
なので、板タブでいきなり挫折を味わわないためにも、液タブが必要ということになるのです。
そういった理由から、未来のことも踏まえて液タブのプレゼントは絶対的に喜ばれるでしょう!!
プレゼントに最適な液タブの選び方
PCのアリ・なしで液タブを選ぶ
液タブは多くの場合、それ単体では使えずPCが必要になってきます。
なぜなら液タブというものが基本的に、「ペンを使ってタッチ可能な外付けPCディスプレイ」に過ぎないからです。
PCディスプレイなので独立して動くことはありません。
あくまでもPCの画面を映し出すものなので、PCが必要になる訳です。
しかし、例外的にPCなしでも動く「OS一体型の液タブ」もあるので、PCを持っていない方の場合はこの一体型を選ぶことになります。
OS一体型の液タブは、ディスプレイ一体型のPCと同じなので、値段もその分割高になります。
ということで、まとめると、
- PCを持っている場合は、一般的な液タブ
- PCを持っていないの場合は、OS一体型の液タブ
という選び方になります。
重要なことなので、プレゼントする方に該当する方を選びましょう!!
場所・シーンで液タブを選ぶ
場所や使うシーンで液タブを選ぶということはとても重要です。
なぜなら、本格的に液タブを使ったデジタルイラストを始めるという方の場合は、机の上に常時乗せて使うモデルが最適ですし、外出先のカフェ、ソファやベッドで使う方ならば小さなOS一体型の液タブを選ぶ必要があるからです。
以上のように使う場所によってはディスプレイサイズも違ってくるので、プレゼントとして液タブを選ぶならば、どういった場所で相手が使うかを想像してからプレゼントしてあげましょう!
液タブのスタンドで選ぶ
液タブスタンドは、液タブを平置きした時に、角度をつけて使いやすくする補助具です。
角度をつけることで、デジタルイラストだったらフラットな状態で描くよりも、見やすく描きやすくなりますし、無理な体勢で描くことによる健康被害も少なくなります。
持ち運びをしない使い方をする場合の多くは、机の上で液タブを平置きして使うことになりますが、液タブには平置きで角度を調節するためのスタンドが同梱していないモデルも多くあるので、その場合は別途用意しなければイラストなど描きづらいです。
せっかくプレゼントしたのに、中身を開けてすぐに使える状況ではなかったら惨事です。
ということで可変式のスタンドが同梱されているモデルを選びましょう!
もしくは、別売りスタンドもプレゼントしましょう!
プレゼントに最適な液タブ6選
Wacom Intuos S – 使いやすさで選ぶ
Wacomの人気シリーズ「Intuos」のエントリーモデル。初心者におすすめの使いやすさと手頃な価格で、イラストやデジタルアートの入門にぴったり。
HUION H640P – コンパクトで機能性重視
HUIONの手軽でコンパクトな液タブ。8192レベルの筆圧感知機能で自然な描き心地を実現し、デジタルアート初心者にも安心して使える。
XP-Pen Deco mini4 – 持ち運びやすさが魅力
コンパクトなデザインで持ち運びに便利。初心者に優しい価格帯で、8192レベルの筆圧感知機能が付いており、イラスト入門に最適。
Wacom One – 大画面で描きやすさ抜群
13.3インチの大画面で描きやすさが魅力。Wacomならではの質感で描写が楽しめるため、デジタルアートの入門に最適。
HUION Kamvas 13 – 高機能で本格的なデザイン
13.3インチのフルHD液晶画面で、鮮明な色彩表現が可能。筆圧感知機能やチルト機能も搭載し、イラスト・デジタルアート初心者にも満足できる性能。
GAOMON PD1161 – カスタマイズ性重視
11.6インチのフルHD液晶画面で、コンパクトながら高画質。8つのカスタマイズ可能なショートカットキーが付いており、初心者でも操作がスムーズに行える。
以上が、初心者におすすめの液タブ6選です。イラストやデジタルアートの入門にぴったりな液タブをプレゼントする際は、相手の好みやニーズに合わせて選んであげましょう。これらの液タブを使って、絵を描く楽しさを体験してもらえることでしょう。
まとめ
この記事では、イラストやデジタルアートの初心者におすすめの液晶タブレット6選を紹介しました。機能や価格帯が異なるこれらの液タブは、プレゼントする相手に合わせて選べます。絵を描く楽しさを体験してもらえるよう、ぜひ参考にしてください。