液タブ GAOMON PD1560のレビューが気になる方へ!
私は兼ねてより格安液タブがどれほどの性能か気になっていました。
格安と言っても3万円~4万円の商品なので購入を躊躇していたのですが、今回はAmazonタイムセールでとても安くなっていたので購入してみました。
まぁ他にも購入動機はあるのですが、また後程にでも語ろうと思います。
ちにみに私はエアブラシという道具を使って絵を描くペインターです。
この記事は、そんな私の経験に基づいた記事になります。
もくじ
液タブ GAOMON PD1560とは?
GAOMONは香港を拠点とする「GRAPHICS TABLET TECHNOLOGY (HK) LIMITED」という会社が販売している液晶ペンタブレット(液タブ)のブランド名称です。
ちなみに、よくよく調べると「huion」という液晶ペンタブレットのブランドも同じ会社が販売しているので、性能的には「huion」も「GAOMON」も大差ないでしょう。
液タブ GAOMON PD1560は、なぜ人気なのか?
「huion」や「GAOMON」も含めて、この会社の製品がなぜ人気かというと、冒頭で前述していますが液晶ペンタブレットにも関わらず格安だからです。
それだけではなく、安いのにも関わらずパフォーマンスも高いという低コスト・ハイパフォーマンスを実現出来ているからでしょう。
今まで日本で液晶ペンタブレットの代名詞と言えば「Wacom」でした。
しかし、Wacomはハイパフォーマンスは確かなのですが、値段がすこぶる高いのも特徴の1つと言えました。
値段がネックなので、PCで絵をちょっと描いてみたいライトユーザーはWacomの液晶ペンタブレットは買えません。
基本的にWacomシリーズのペンタブレットである、通称「板タブ」を購入して使うのが当たり前だったのです。
そこに突如現れたのが、「huion」や「GAOMON」を筆頭とした「中国製の液晶ペンタブレット」な訳です。
今までWacomの板タブを購入していた層である、液晶ペンタブレットを初めて使う様なライトユーザー層が「Wacomの板タブ」と「中国製液タブ」を天秤に掛けて、どちらを購入するか迷うような丁度良い価格帯というのが中国製液晶ペンタブレットの売りであり面白いところなのです!
そう!だから今現在、中国製液タブは激アツなのです!!
液タブ GAOMON PD1560の価格と私の購入動機

今回購入したのは「GAOMON PD1560」という液晶ペンタブレットです。
購入動機はAmazonのタイムセールで、一段と安くなっていたので思わず買ってしまったのが大きいですが、それだけではなくAmazonでの評価が中国製液タブの中でも非常に高かったというのもあります。そして、今までアナログでの描画作業が私の仕事の大半を占めていたので、作業の効率化を図るために液晶タブレットを導入するに至りました。
ちなみに、GAOMONの液タブの元価格は約40,000円です。
現在のAmazonでの価格は約34,000円です。
そして、私が購入した時の価格は約27,000円です。
さすがにここまでプライスダウンしていたら購入するしかありませんよね???
液タブ GAOMON PD1560のスペック

- 製品モデル: PD1560 画面サイズ: 15.6インチ
- 液晶タイプ: IPS 明度: 250 cd/m2
- 圧力感度: 8192レベル 解像度: 5080 LPI
- 報告率: 233 PPS 応答速度 : 25 ms
- 可読高度:10mm 色域: 72%(NTSC)
- 画面解像度: 1920 x 1080(16:9)
- 寸法: 452.4 x 252 x 19.5mm
- 作業範囲: 344.16 × 193.59mm
- 視野角: 89°/89°(水平),89°/89°(垂直)(Typ.)(CR>10)
- パソコン側の端子:HDMI(Type-A) USB
- 対応システム: Windows7/8/8.1/10 , Mac OS 10.11.0以降
液タブ GAOMON PD1560の開封レビュー
ということで、以下から開封写真とレビューです。
パッケージ

外装段ボールも中身のパッケージと同じ様な感じのデザインです。

こんな感じで配送段階で段ボールが若干やられていたりします。

まぁ若干段ボールに傷がついていても、箱の中に箱という方式になっているので、わりかし安心ですね。

上の写真は段ボールの外装から中を取り出したパッケージ写真です。
外枠の段ボールとは違い、中は傷一つ付いていない綺麗なパッケージですね。
中身

上記はパッケージの中に入っていた物を全て取り出した写真です。
同梱物は、
パッケージ内容
- 液晶ペンタブレット
- フェルトポーチ
- 充電式ペン AP40
- ペン充電用USBケーブル
- ディスプレイ 3-1統合配線
- 電源アダプター
- ペンホルダー
- 交換用ペン先 8本
- 二本指グローブ
- 多言語マニュアル
- 液晶保護フィルム
- スタンド
以上です。
2本指グローブ・液晶フェルトポーチ・液晶保護フィルムの特典まで付いていて、GAOMONはまさに至れりつくせりですね。
中身の詳細
液晶ペンタブレット

つるつるで綺麗な液晶です。
顔まで写ります!
ちなみに保護フィルム貼れば反射は抑えられます。

10個のショートカットキー。
押しやすいし、場所もいい感じです。

モニターアームを付けるネジ穴です。
取り付け方はモニター裏に記載されています。

HDMI端子とUSBの接続部分です。
USBの方は差し込むのに少しコツが必要です。

モニターの設定ボタンです。
明るさなどモニターメニューから設定できます。
ディスプレイ 3-1統合配線


HDMI端子、USB端子、電源端子が統合されたケーブルです。


液晶ペンタブレットに電気を供給するための電源ケーブルです。
液晶保護フィルム

特典の液晶保護フィルムです。
空気が入りやすくて貼るのが難しい!
スタンド

液晶の裏側のネジ穴に取り付けて使うスタンドです。

丁度良い高さに調節出来て便利です。
スタンド 固定ビズ/器具

スタンドを取り付けるビズです。

ビズを固定するためのネジ回しです。
充電式ペン AP40

充電式ペン AP40です。
別売りでも売られているので故障しても安心ですね。
ちなみにペンの消しゴム部分に電源供給プラグを挿して充電します。

ペンに付いているボタンは2つです。

ペン先です。
ペンは持ちやすくて使いやすいです。
ペンホルダー/ペン先

ペンホルダーです。
ペンホルダーにペンを置くと、底が浅くて若干ぐらつきますがご愛敬です。

ペン先を交換するには、ペンホルダーの裏底を使って交換します。
やり方は裏側に図があります。

ペンホルダーの中を開けるとスペアのペン先が8本入っています。
ペン充電用USBケーブル

充電ペンの充電USBケーブルです。
ペンの消しゴム側に挿して充電するのですが、挿す部分が細いので壊れやすいです。
GAOMON 2本指グローブ

GAOMONのロゴが書いてある2本指グローブです。
ディスプレイに汚れが付かないように、描くときに滑りをよくするように使います。
GAOMON フェルトポーチ


液晶ペンタブレットのフェルトポーチです。
持ち運んだりするときに便利です。
多言語マニュアル【PD1560】

多言語マニュアルです。
ドライバーのダウンロードの仕方や、GAOMONについての説明が書いてあります。

ちなみに多言語マニュアルなので、しっかり日本語でも書かれています。
液タブ GAOMON PD1560の液晶に保護フィルムを張り付け

上記が特典で同梱していた液晶保護フィルムです。
貼り方のコツが記されています。

保護フィルムを貼ってみました。
しかしながら、気泡だらけになってしまいました。。。
この作業で気泡出来ない様に貼るには、おそらくコツが必要であり、めちゃめちゃ難しいです。
後からスキージーかカードで気泡を追い込んであげると綺麗になるとのことです。
私にはそれすら難しかったです。

でも、日が経つごとに気泡が消えていくので、あんまりうまく貼れなくてもOKかも。。
液タブ GAOMON PD1560 ドライバのインストールと接続について
ドライバーのインストールは私が若干行き詰ったところなので、その辺を踏まえながら解説していきたいと思います。
公式サイトでドライバーを入手して接続

「GAOMON ペンタブレットドライバー」は公式サイトにてダウンロード可能です。
HDMIやUSBなどの付属しているケーブル類をPCと液タブに挿し、ドライバのインストールをすれば無事に液タブを使えます。
液晶ペンタブレットをペンタブとして認識させるには、ドライバーをインストールすることが不可欠です。
ペンタブドライバーは他の会社のドライバーが既にインストールされていると、上手く動作出来ないらしいので、他社のドライバーが既にPCに入ってる場合は削除しておきましょう。
ちなみにGAOMONの液タブは「Win・Mac」の両方に対応しているので、その点で購入を迷っている方は問題ありません。
未接続の場合の対処法

「ドライバーのインストール」・「ケーブル類の接続」をやっても上手く接続出来ずに、上記の写真の様に未接続になってしまう場合があります。
しかしながら、これは初期不良の場合とそうではない場合があるので、まだ返品交換には早いです。ちょっとした対処法があります!

未接続から接続の手順としては、
- 液タブの電源が入ることを確認します。
- 液タブ側のケーブル類の接続確認をします。
- ドライバーを起動して接続を確認します。
- ここで未接続なら再起動。
以上です。
未接続になる主な原因としてケーブル類が上手く挿さっていない場合が多いようです。
ちなみに私もケーブルが上手く挿さってないがために未接続になっていました。
未接続改善のコツは、液タブ側のUSBケーブルが挿さるまで凄く硬いので力を入れて根本まで押し込むという事です。

以上で、無事に接続されればMac OSの場合は左下に接続済みという表示が出てくると思います。
液タブ GAOMON PD1560を実際に使って見た感想

今のところ不具合なく正常に機能してくれています!
板タブと違い狙った場所に線を掛けるので、ペン入れの作業が圧倒的に楽になりました。描き心地も最高です。
自分的にはダメなところは見つからないです!!
ということで、間違いなく中国製液晶ペンタブレットならGAOMONがおすすめです!