エアテックス「APC-001R」のセットでエアブラシアートを始めて、つい夢中になって長時間コンプレッサーを回しっぱなしで作業をすると、必ずハンドピースの先端から水分が出てきます。今回はエアブラシの先端から水分が発生した時にやることについて対策を紹介します。
もくじ
ハンドピースの先端から水分が発生する!

上述しましたが、エアテックス「APC-001R」を基本としたセットでエアブラシアートを始めて、つい夢中になって長時間コンプレッサーを回しっぱなしで作業をすると、必ずハンドピースの先端から水分が出てきます。
このセットで水分が発生する原因は、
- 水取りが徹底出来てない
- 定格運転時間を過ぎている可能性がある。
この2点です。
エアテックス「APC-001R」には、水取りフィルターは付いていますが、正直これだけでは不十分だということです。エアコンプレッサーを長時間使うと水分が多過ぎて取りきれませんです。特に湿気の多い日は本当に水分が取りきれないです。行き場を失った水分はエアホースから上がってきて、ハンドピースの先端から出てきます。
水分はなぜ発生するのか?
ハンドピースから出てくる水分はコンプレッサーの熱が原因で、コンプレッサーから圧縮された空気が送り出される途中で冷やされることによって発生します。なので、水取りフィルターはコンプレッサーと一体化するより、エアホースとの間に入れた方が十分な力を発揮します。
つまり、より手元に近い所の方が、よく水が取れるということです。ちなみに水分は、どのコンプレッサーを使おうが必ず発生するものです。エアコンプレッサーの性能が悪いから発生するものではありません。だからこそ対策が必要になります。
水分が発生した場合の対策一覧
ということで、以下のいずれかで先端からの水分は改善されます。そして、全てを併用すれば間違いないです。
新しい水取りフィルターを購入。
少々高額ですが、性能の良い水取りフィルターを購入する事で簡単に改善出来ます。
ハンドピース用の水取りフィルターを購入。
一番安上がりで簡易的な方法ですが、ハンドピースに水分が来る一歩手前で取り除けます。
同時に空気中に混じっているゴミも取り除けるので非常に便利です。
しかし、あまりに沢山発生した水には対応しきれません。
エアタンクを購入。
エアタンクはエアコンプレッサーで圧縮した空気を一時的にストックしておけるものです。
一番コストは掛かりますが、ハンドピースから水分が出ることは無くなります。
エアタンク付きコンプレッサーの購入
エアタンク付きエアコンプレッサーです。
エアタンクの中で水が溜まるので、定期的に抜くことが必要になります。
まとめ
本記事では、エアブラシの先端から水分が発生する原因と、その対策方法について紹介しました。水分発生の原因は主に、水取りが十分でないことや定格運転時間を過ぎていることが挙げられます。対策としては、以下の方法が効果的です。
- 新しい水取りフィルターを購入
- ハンドピース用の水取りフィルターを購入
- エアタンクを購入
- エアタンク付きコンプレッサーの購入
これらの対策を適切に実施することで、エアブラシの先端からの水分問題を解決し、快適なエアブラシアートを楽しむことができます。状況に応じて最適な対策を選び、エアブラシアートをさらに充実させていきましょう。最新情報も随時チェックし、エアブラシアートの技術向上に役立ててください。それでは、エアブラシアートの世界を存分に楽しんでください!
これでもうエアブラシの先端から水分が出ることに悩まされない!